Member Interview
社員インタビュー 2

自らの成長をさらなる価値に
インテグレーション&コンサルティング事業本部 ファイナンシャルビジネスグループ1
2018年 新卒入社
守谷 真美
Mami Moriya
FISは、ちょうどいい規模の会社?
自らの手でものづくりをしたい。誰かを支える仕事がしたい。それが、文系学部出身の守谷がIT業界を志す理由だった。多くの企業を見て回る中で、こだわり続けたのは、どのような環境で、どのような仕事ができるかだったという。
「FISは、すべてがプライム案件。若手のうちからお客様と向き合い、その『あるべき姿』を考え、責任ある仕事ができる。私が思い描いていた理想の環境がここにはありました。同じプライム案件でも、規模の大きな企業だと、若いうちはお客様と接することができないなんてケースも多くありますからね。私にとって、FISはちょうどいいサイズの企業だったんです」
若いうちから活躍できる。顧客に向き合い、支えていける。彼女が望んだ環境は、同時に厳しい世界でもあった。ITの知識不足に悩み、懸命の努力を続けているのだという。
「入社してからこれまでの時間は、これまでに経験した学びとはまったく異質なものでした。技術に関する知識はもちろんですが、ものごとを俯瞰的かつ深く考え、数多の手法から解決策を導いていく……。心が折れそうになることもありましたが、周囲の先輩方に支えられて何とか乗り越えることができました。皆さんのあたたかい指導に、心から感謝しているんです」
育んだ絆が、喜びに変わる
現在、彼女が担当するのは、とある地方銀行のプロジェクト。運用保守の傍ら、融資・営業支援システムの更改対応を任された。システムの更改にあたっては、地方にある顧客先に1か月ほど滞在したそうだ。
「お客様のシステム部門と向き合い、実際にシステムを使う営業店の皆さんの声を聞くことで、現場を知り、より深い関係性を築けたことは、とても貴重な経験になりました。心がけていたのは、ただ言われたことをやるだけではなく、常にゴールは何かを念頭に置き、考え、無数の手段の中から最善の答えを見出すこと。今、入社前に思い描いていた仕事ができている。それが大きなやりがいにつながっています」
目的は何か。それを実現するためには何をすればいいのか。自らの考えで、真摯に応えていく仕事ぶりで、顧客の信頼を少しずつ育んでいった。
「今回のプロジェクトを通じて、お客様との距離はかなり縮まったと思っています。地元のおいしいお店を紹介していただいたり、担当者様のご家族と地元の有名な神社に初詣に行ったり。そうした絆を育んでいけることも、この仕事の喜びだと思います。私たちの仕事は、何も起きないのが当たり前。そこに、FISにしかできない提案を積み重ねていくことで初めて、お客様からの『ありがとう』という言葉をいただけるわけです。ほんの小さな価値であっても、それらを積み重ねていくことで、唯一無二のパートナーになれる。そう確信できた機会でもありました」
「即答できる技術者」を目指す
思い描いた仕事ができている。価値を提供できる技術者にもなった。ただ、彼女が現状に満足することはない。さらなる成長を遂げ、より確かな価値を届けていくことが今後の目標だ。
「周囲の先輩方はすごい人ばかり。まだまだITの知識は不足しています。今後の目標は、お客様や後輩社員から何かを聞かれた時に、確かな解決策を即答できる人材になること。そのために、いろいろなことを学び、吸収しているところです。間が空いたり、答えられなかったりすると、どこか頼りないじゃないですか? 求められたことに、サッと答えを出す。信頼につながることはもちろんですが、すごくカッコいいと思うんですよ(笑)」
FISには、人を飛躍させる環境がある。責任ある仕事、頼れるチーム、チャレンジを後押しする風土……。そこで得られる成長や新たな視界が仕事をさらに面白いものにしてくれる。
「学びや成長をお客様に還元できる。そこで、またモチベーションが上がる。すごくいい循環ができているんだと思います。素晴らしい人たちに出会えてよかった。それが、ここに入社していちばんの喜びだと思っています」
応募者へのメッセージ
実際の環境がどうなのか。仕事とはどういうものなのか。他人の話をいくら聞いても、それらを完璧に理解することはできません。「就職活動時に考えてもわからないこと」はたくさんあります。けれど、大切なのはそれを仕方ないと放棄するのではなく、突き詰めて考えること。そこで出た答えが自分の芯となり、自分を見つめる機会になるのだと思います。
